- キーワード:abs
- トレンド発生時刻:2026年04月26日 09:20
- キーワードボリューム:10,000 中📈
MLBの打撃成績を示す指標「abs(At Bats=打席数)」が検索トレンドで急上昇しています。その直接的なきっかけは、ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が2026年4月24日(日本時間25日)のナショナルズ戦で今季11号ソロホームランを放ち、MLB史上屈指の歴史的ペースで本塁打を量産していることにあります。打率.256、OPS1.020という圧倒的な成績に、日米のファンやメディアが村上の打撃データを検索する動きが一気に広がりました。
デビュー26試合で11本塁打——MLB史上3位タイの衝撃
村上は本拠地レートフィールド(米イリノイ州シカゴ)でのナショナルズ戦に「3番・一塁」でスタメン出場し、1点を追う4回に相手2番手マイコラスのチェンジアップをとらえ、中越えの同点ソロを放ちました。3打数1安打1打点1四球で、5対4で勝ったチームの逆転勝ちに貢献しています。
MLB公式のサラ・ラングス記者によると、デビューからの26試合で11本塁打は1900年以降のMLB史上で以下のランキングに位置します。
- 1位:アキーノ(レッズ/2018〜19年)——12本
- 1位タイ:ホスキンス(フィリーズ/2017年)——12本
- 3位タイ:村上宗隆(ホワイトソックス/2026年)——11本
なお、1位のアキーノは2023年に中日でもプレーしましたが、20試合出場で1本塁打のみに終わっています。村上がNPB出身選手として歴史的な記録に名を連ねた意義は大きいと言えるでしょう。
長打11本すべて本塁打——前人未到の新記録樹立
村上の記録がさらに異例なのは、ここまで放った長打11本がすべて本塁打であるという点です。二塁打も三塁打も1本もなく、長打=ホームランという驚異的な内容になっています。
米データサイト「オプタスタッツ」によると、デビューからの長打がすべて本塁打だった従来の記録は、オリックス・ソフトバンクでもプレーしたイ・デホ(李大浩)が2016年にマリナーズで記録した10長打連続でした。村上はこれを上回り、MLB新記録を樹立したことになります。NPBで活躍した選手同士が歴史的なランキングで並ぶという点も、日本の野球ファンにとって感慨深い事実です。
シーズン68本塁打ペース——地元実況が絶叫した理由
直近7試合で6本塁打という量産態勢に入った村上は、アルバレス(アストロズ)と並んでメジャー本塁打数トップタイに立っています。シーズン換算では68本塁打ペースという途方もない数字です。
試合を中継した米イリノイ州の地元局「シカゴ・スポーツ・ネットワーク」では、球団GMのクリス・ゲッツ氏が村上をチームに長く留めたい意向を語ったことを受け、実況のジョン・シュリフェン氏が思わず本音を漏らしました。
「今すぐ代理人に電話をしてくれ! 彼を逃がすな。ずっとシカゴにいてほしいんだ!」
この絶叫はSNSなどで大きく拡散され、村上への期待の高さを象徴するシーンとなりました。
2年3400万ドルが”超お得”——再評価される契約と将来
村上は昨年12月にホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億6300万円)で契約しました。メジャー移籍時には総額「9桁(1億ドル=約157億円以上)」の大型契約も取り沙汰されていたことを考えると、現在の活躍ぶりから見て”超お得”という評価が広がっています。
村上自身は試合後のインタビューで、冷静にシーズン全体を見据えたコメントを残しています。
「たくさん大きな声援をいただいていたので、すごくうれしかったです。期待に応えたかった。まだ始まったばかりで残り140試合くらいあるので、終わった時になんとかいい成績を残せればと思う」
デビューからわずか26試合でMLBの歴史に名を刻んだ村上宗隆。打率、OPS、本塁打数といったabs関連の打撃指標が注目され続ける中、シーズン終了時にどのような数字を残すのか——。残り約140試合、日米の野球ファンの視線は村上の一打席一打席に注がれ続けることになりそうです。
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