- キーワード:鶴竜
- トレンド発生時刻:2026年03月22日 17:50
- キーワードボリューム:10,000 中📈
2026年3月22日、大相撲春場所千秋楽がエディオンアリーナ大阪で行われ、関脇・霧島(29歳、音羽山部屋)が14場所ぶり3度目の優勝を果たした。
これにより大関再昇進が確実となり、師匠である鶴竜親方(元横綱・鶴竜)が率いる音羽山部屋の弟子の歴史的快挙として、「鶴竜」がトレンドワードとして急上昇した。
平幕以下まで番付を落としながら大関に返り咲くのは、現行制度下でわずか3人目という偉業であり、師弟の絆と親方の指導力に大きな関心が集まっている。
霧島、3日目からの快進撃で賜杯をつかむ
霧島は今場所、1勝1敗で迎えた3日目から連勝を重ね、圧倒的な強さを見せた。
11日目には豪ノ山(27歳、武隈部屋)を下して10勝1敗で単独トップに立つと、続く12日目には横綱・豊昇龍(26歳、立浪部屋)との大一番も制した。
13日目には王鵬(26歳、大嶽部屋)にも勝利し、自己最長の11連勝を記録。
14日目に大関・安青錦(21歳、安治川部屋)に下手投げで敗れたものの、2差で追っていた横綱・豊昇龍と琴勝峰(26歳、佐渡ヶ嶽部屋)もそろって敗れたため、3敗力士がいなくなり、千秋楽を待たずに優勝が決定した。
千秋楽では琴櫻(28歳、佐渡ヶ嶽部屋)に押し出しで敗れ連敗を喫し、最終成績は12勝3敗となった。
平幕からの大関再昇進は史上3人目の歴史的快挙
日本相撲協会審判部は千秋楽の22日、霧島の大関再昇進を諮る臨時理事会を25日に招集するよう八角理事長(元横綱・北勝海)に要請した。
現行のカド番制度となった1969年名古屋場所以降で、大関経験者が平幕以下まで落ちてから大関に再昇進するのは、以下の力士に続く快挙となる。
- 魁傑:1977年初場所後に再昇進(後に日本相撲協会理事長)
- 照ノ富士:2021年春場所後に再昇進(後に横綱、現伊勢ケ浜親方)
- 霧島:2026年春場所後に再昇進確実(史上3人目)
大関昇進の目安は近年「三役で直近3場所計33勝」とされている。
霧島は前頭2枚目だった昨年九州場所で11勝、関脇だった今年初場所で11勝、そして今春場所で12勝と、合計34勝をマークし、目安を上回った。
なお、昨年九州場所は平幕ながら横綱・大関ら上位陣と総当たりだったことも評価材料となっている。
高田川部長は春場所前に「元々、力がある力士。内容次第」と述べ、霧島の成績次第で大関に再昇進する可能性があることを示唆していた。
陥落から復活へ——霧島の波乱の土俵人生
霧島はモンゴル出身で、2015年夏場所で初土俵を踏み、2020年初場所で新入幕を果たした。
新関脇だった2023年春場所で初優勝し、同年夏場所後に大関昇進と同時に霧馬山から霧島に改名した。
2023年九州場所では2度目の優勝を果たし、大関として充実の時期を迎えたかに見えた。
しかし、2024年春場所から2場所連続で負け越し、2024年名古屋場所で大関から陥落。
その後、前頭・関脇として再起を図り、直近3場所で34勝という圧倒的な成績を残して劇的な復活を遂げた。
殊勲賞を満票で初受賞、春場所の活躍を多角的に評価
日本相撲協会は千秋楽の22日、エディオンアリーナ大阪で三賞選考委員会を開催した。
殊勲賞には、3度目の優勝を果たした霧島が満票で初受賞に選ばれた。
敢闘賞には、新三役で勝ち越しを決めた西小結・熱海富士(伊勢ケ浜部屋)、終盤まで優勝争いに絡んだ西前頭5枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽部屋)、新入幕の西前頭13枚目・藤青雲(藤島部屋)がいずれも「勝った場合」の条件付きで選出された。
技能賞には、2横綱を破り気っぷの良い相撲で館内を沸かせた東前頭2枚目・藤ノ川(伊勢ノ海部屋)が「勝った場合」の条件付きで選ばれている。
鶴竜親方の指導が実を結んだ師弟の絆
今回の霧島の快挙は、師匠である鶴竜親方(元横綱・鶴竜)の指導の成果としても大きく注目されている。
大関陥落という苦境から弟子を立て直し、再び最高峰の舞台で優勝させた手腕は、角界内外から高い評価を受けている。
25日の臨時理事会で正式に大関再昇進が決定すれば、音羽山部屋にとっても大きな節目となる。
平幕からの大関復帰という歴史的偉業を成し遂げた霧島と、それを支えた鶴竜親方の今後の活躍に、ますます注目が集まりそうだ。
参考記事
この記事の参考記事はこちら。





