- キーワード:琴櫻
- トレンド発生時刻:2026年03月22日 17:20
- キーワードボリューム:10,000 中📈
2026年3月22日、大相撲春場所千秋楽の当日に「琴櫻」がGoogle Trendsで急上昇した。
その直接のきっかけは、前日14日目に横綱・琴櫻が大関・豊昇龍を鮮やかな外掛けで下したことにある。
この一番で豊昇龍は4敗目を喫し、横綱昇進後7場所目での初優勝の可能性が事実上消滅した。
さらに同日、1958年の年6場所制導入以降初となる歴史的珍事も重なり、春場所全体への関心が爆発的に高まった。
琴櫻の外掛けが豊昇龍の夢を打ち砕く
大相撲春場所14日目(3月21日、エディオンアリーナ大阪)、結びの一番で横綱・琴櫻が大関・豊昇龍と対戦した。
琴櫻は得意の外掛けを決め、豊昇龍を土俵に崩れ落とした。
この敗戦により豊昇龍は4敗目を喫し、千秋楽での逆転優勝の望みが完全に絶たれた。
横綱昇進後7場所目での悲願の初優勝を逃した豊昇龍は、支度部屋で付け人に「×」印をつくり、報道陣の取材に応じなかったという。
琴櫻の一撃が優勝争いの構図を大きく変えたことで、「琴櫻」の名が千秋楽当日に広く検索される結果となった。
年6場所制以降初——「全員総崩れ」の歴史的珍事
この日起きたのは、琴櫻と豊昇龍の一番だけではない。
優勝争いのトップに立っていた関脇・霧島(音羽山)も大関・安青錦に敗れた。
しかし、2差で追っていた豊昇龍と琴勝峰もともに敗れるという「全員総崩れ」の展開となり、霧島の14日目での優勝が決定した。
優勝争いの対象者3人以上が総崩れして14日目に賜杯が決まった例は、1958年の年6場所制導入以降一度もない極めて珍しいケースだ。
師匠の音羽山親方(元横綱・鶴竜)も堺市の部屋でテレビ観戦しながら、次のように語った。
「全員負けて決まるのは珍しいですよね」
この歴史的な珍事が春場所全体への注目度を一気に引き上げ、琴櫻のトレンド入りを後押しした。
霧島の復活優勝を支えた家族と師匠の絆
14日目に14場所ぶり3度目の優勝を決めた関脇・霧島の復活劇も、春場所の話題性を大きく高めた要因だ。
霧島は2024年4月に音羽山部屋へ転籍後、首や背中の痛みを抱え、同夏場所で2場所連続負け越しにより大関から陥落するなど苦境が続いた。
昨年秋場所も関脇で6勝9敗と不振が続く中、師匠の音羽山親方との話し合いが転機となった。
「中途半端な気持ちでやるのが一番ダメ」
親方のカツを受けて霧島は奮起し、新たなトレーニングを導入した。
- モンゴル相撲から取り入れた90キロの砂袋を持ち上げる訓練
- ピラティスなど従来にない体幹トレーニング
- 春場所前には大関・安青錦との出稽古で仕上げ
さらに昨年8月に長男のトゥグドゥルくんが誕生したことも大きなターニングポイントとなった。
「長男を抱っこして優勝の写真撮りたいという話をしており、力になった」(音羽山親方)
優勝決定後、霧島は家族への思いを口にしている。
「明日(22日の千秋楽)はお母さん(エンフゲレル)の誕生日なので優勝したかった。娘(アヤゴーちゃん)も2回目の優勝の時は恥ずかしがって万歳ができなかった。1年前から万歳の練習をしていた娘の約束を守れた」
4月に小学校へ入学するアヤゴーちゃんは今場所もテレビ電話で取組を見守り、負けると「何で負けたの」と怒るほどの熱心な応援を続けていたという。
千秋楽には会場に来場予定で、念願の万歳が実現する見込みだ。
千秋楽の注目と今後の展望
琴櫻による豊昇龍撃破、歴史的珍事での霧島の優勝決定——これら14日目の劇的な展開を受け、千秋楽当日に「琴櫻」への検索が集中した。
前日の結末を知り、千秋楽の取組を見届けようとするファンや一般視聴者の関心が一気に高まったと考えられる。
音羽山親方は霧島の今後について、こう期待を寄せた。
「4月に30歳になるので浮き沈みしていてはいけない。この流れを3場所続けたことを毎場所続けてほしい」
霧島の入門時からの夢は横綱昇進。
関係者によると、長男を「三代目・霧島にする」と話しているという。
琴櫻の存在感、霧島の感動的な復活劇、そして歴史に残る珍事が重なった2026年春場所は、大相撲ファンの記憶に深く刻まれる場所となりそうだ。
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