- キーワード:wbc 準決勝
- トレンド発生時刻:2026年03月17日 07:40
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2026年3月16日(日本時間)、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝「ドミニカ共和国 vs アメリカ」が米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われ、アメリカが2-1で勝利し3大会連続の決勝進出を決めた。
しかし試合終了の場面となった9回2死三塁でのストライク判定が大きな物議を醸しており、「wbc 準決勝」がトレンドキーワードとして急上昇している。
MLBを代表するスターが両チームに集結した豪華な一戦の全容と、試合後に巻き起こった審判問題について詳しくお伝えする。
4回の連続ソロHRでアメリカが逆転勝利
試合は2回裏、ドミニカ共和国の6番J.カミネロがアメリカ先発P.スキーンズから左中間へ先制ソロホームラン(3号)を放ち、ドミニカ共和国が先制した。
しかし4回表、アメリカが反撃に出る。
5番G.ヘンダーソン(オリオールズ)がフルカウントから右中間へ同点ソロホームラン(2号)を放つと、続く7番R.アンソニー(レッドソックス)もフルカウントからセンターへ勝ち越しソロホームラン(2号)を叩き込み、アメリカが2-1と逆転に成功した。
その後は両チームの投手陣が踏ん張り、得点は動かず。勝利投手は先発のP.スキーンズ(2勝0敗)、敗戦投手はドミニカ共和国のG.ソト(0勝1敗)、セーブはM.ミラー(2S)が記録した。
9回2死三塁——試合終了の「疑惑のストライク」
最大の注目を集めているのは、試合終了の場面だ。
2-1とアメリカが1点リードで迎えた9回裏、ドミニカ共和国は7番J.ロドリゲスがフォアボールで出塁し、ミラーのワイルドピッチで二塁へ進塁。
二死三塁と同点のチャンスを作ったが、9番G.ペルドモの打席でフルカウントから投じられた8球目の低めの変化球にストライク判定が下され、見逃し三振で試合終了となった。
ペルドモは驚いた表情で頭を抱え、ベンチのゲレーロJr.は両手を広げて抗議の意思を示した。
しかし判定は覆らず、アメリカの決勝進出が確定した。
デローサ監督「ドミニカの怒りは理解できる」——事実上の誤審認める発言
一夜明けた会見で、アメリカのマーク・デローサ監督にいきなり最後の判定についての質問が飛んだ。
「あの1球をリプレーで見直したが、ドミニカの人たちが怒るのも理解できる」
デローサ監督はこのように述べ、事実上の誤審を認めるかのような発言をした。
さらに「ウィルが素晴らしいフレーミングをしていた」と、捕手W.スミス(ドジャース)のキャッチング技術が判定に影響した可能性を示唆した。
一方、ドミニカ共和国のプホルス監督は試合後の会見で次のように語っている。
「試合の終わり方にはがっかりしたが、批判はしたくない。ただ……ただ……我々にはツキがなかっただけだ」
デローサ監督は「試合後のアルバート・プホルスの対応に多大な敬意を表するよ」と敵将の姿勢を称えた。
ABS(自動判定システム)導入議論が加速
この疑惑の判定を受け、MLB(米大リーグ)で今季から本格導入される自動判定システム(ABS)を次回WBCでも採用すべきだという議論が急速に高まっている。
デローサ監督自身も明確に賛意を示している。
「私はABSのファンだ。これからの競技にとって良いものだと思うし、次のWBCでは採用されると思う」
国際大会における審判の判定精度は以前から課題として指摘されてきたが、今回の一件がABS導入の議論を一段と後押しする形となった。
デローサ監督が語った「野球が勝った夜」
判定問題が注目される一方で、デローサ監督は試合そのものの素晴らしさについても熱く語っている。
「うちの投手陣には脱帽だよ。ドミニカが送り込んでくる打線は本当にすごかった。心から敬意を表したい。まさに一生忘れられない試合でしたね」
さらに2023年WBC決勝で大谷翔平がマイク・トラウトを三振に打ち取った名場面を引き合いに出し、こう続けた。
「WBCには、野球というスポーツそのものを広めていく、そんな不思議な魅力がある。あの夜野球というスポーツが勝ったのだ。今夜もまた、野球が勝ったのだと思う」
今大会の準決勝には、アメリカ側にA.ジャッジ(ヤンキース)、B.ハーパー(フィリーズ)、K.シュワーバー(フィリーズ)、ドミニカ共和国側にF.タティスJr.(パドレス)、J.ソト(メッツ)、V.ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、M.マチャド(パドレス)らMLBを代表するスターが多数出場しており、まさに「最高峰の野球」にふさわしい一戦だった。
WBC決勝は2026年3月17日(火)にローンデポ・パークで開催される。
アメリカがもう一方の準決勝の勝者とどのような戦いを見せるのか、引き続き注目が集まる。
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