- キーワード:大相撲結果
- トレンド発生時刻:2026年03月21日 18:10
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2026年3月21日、大相撲春場所14日目(エディオンアリーナ大阪)で、関脇・霧島(29歳、音羽山部屋)が14場所ぶり3度目の優勝を果たした。
自身は大関・安青錦に敗れたものの、追走していた横綱・豊昇龍と前頭・琴勝峰がともに敗れるという劇的な展開で、千秋楽を待たずに優勝が確定。
大関から陥落した力士の復活優勝、さらに大関再昇進が濃厚という話題性が重なり、「大相撲結果」が急上昇キーワードとなっている。
自身は敗れても——14日目に決まった劇的優勝
霧島はこの日、取組前までの対戦成績が1勝3敗と苦手としていた大関・安青錦(21歳、安治川部屋)と対戦した。
立ち合いから低い体勢で当たってきた安青錦を起こそうとしたが、左の前まわしを掴まれて動きを封じられ、最後は下手投げに堪えられず膝をついた。
これで霧島は12勝2敗となり、3日目から続いていた連勝は「11」でストップした。
しかし、2差で追っていた横綱・豊昇龍(26歳、立浪部屋)と琴勝峰(26歳、佐渡ヶ嶽部屋)がともに敗れたため、3敗力士がいなくなり、千秋楽を残して優勝が決定した。
「負けちゃったんですけど優勝決められて良かった」
ホッとした表情を見せた霧島は、少し言葉に詰まった後、こう続けた。
「娘から『バンザイしたい』と頼まれていた。この2年半、あきらめずにやってきた。一番の支えはけいこ。そのおかげで一番一番集中できた」
圧巻の11連勝——今場所の軌跡
霧島の今場所の戦いぶりは圧巻だった。
初日に藤ノ川(21歳、伊勢ノ海部屋)に勝利するも、2日目に美ノ海(32歳、木瀬部屋)に黒星を喫した。
しかしここから怒涛の連勝を重ね、11日目には豪ノ山(27歳、武隈部屋)を下して10勝1敗で単独トップに立った。
さらに横綱・豊昇龍との直接対決を制し、13日目には王鵬(26歳、大嶽部屋)にも勝利して、自己最長となる11連勝を記録した。
14日目に安青錦に敗れたものの、追走力士が揃って脱落する展開で、文句なしの優勝となった。
大関陥落から復活までの2年半
霧島の復活劇を語るには、苦難に満ちた2年半の道のりを振り返る必要がある。
霧島は2014年に18歳で来日し、2015年夏場所で初土俵を踏んだ。
2019年春場所で新十両、2020年初場所で新入幕と番付を上げ、新関脇だった2023年春場所で初優勝を果たした。
2023年5月の夏場所後に大関に昇進し、しこ名を「霧馬山」から、当時の師匠・陸奥親方(元大関)の現役時代と同じ「霧島」に改名した。
大関として6場所在位し、2023年九州場所で2度目の優勝を遂げたが、首痛の影響で2024年春場所から2場所連続で負け越し、2024年名古屋場所で関脇に陥落した。
陥落後も首や右手首の痛みに悩まされ、2桁白星を挙げても翌場所は1桁にとどまるなど、成績が安定しない時期が続いた。
師匠の喝と長男誕生——転機となった2025年秋
転機は6勝9敗と負け越した2025年秋場所後に訪れた。
師匠の音羽山親方(元横綱・鶴竜)から厳しい言葉をかけられた。
「中途半端にやるのが一番ダメだよ」
音羽山親方は当時を振り返り、「やる気があるのかないのか。口先だけでやる気があると言っているのか。そういうところ」と、霧島本人の心の甘えを見透かしていたと明かしている。
また、2024年8月19日に長男・トゥグドゥルくんが誕生したことも精神的な支えとなった。
肉体面でも大きな変化があった。
- 首回りの筋肉や背中をチューブなどで鍛え、衝撃を首ではなく背中で受け止める工夫
- 体重を新入幕時(2020年初場所)の129kgから今場所は150kgにまで増量
- 突き・押し・寄りとオールラウンダーぶりに磨きをかけた取り口
心身ともに立て直した霧島は、師匠・鶴竜をほうふつとさせる堂々の相撲で春場所を席巻した。
大関返り咲きへ——直近3場所34勝の実績
今回の優勝で、霧島の直近3場所の合計は34勝に達した。
大関昇進の目安とされる33勝を上回っており、今場所後の大関再昇進が濃厚となっている。
起点が平幕の東前頭2枚目からの優勝という点も、その実力を証明するものだ。
誕生日の4月24日で30歳を迎える霧島は、今場所中に何度も「30歳は、まだまだ若い」と語ってきた。
「玉鷲関みたいに30代から強くなることだってある。まだまだ、これから」
大関復帰にとどまらず、一度は遠ざかった横綱の座を再び目指す——2年半の苦闘を乗り越えた霧島の新たな挑戦が始まる。
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