- キーワード:マンデルソン
- トレンド発生時刻:2026年02月24日 07:10
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英国の前駐米大使ピーター・マンデルソン氏(72歳)が2026年2月23日、公務上の不正行為の疑いでロンドンの自宅にて逮捕された。
閣僚在任中の2009〜10年に、性的虐待などの罪で起訴されその後自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏に機密情報を漏らした疑いが持たれている。
わずか4日前の2月19日にはチャールズ国王の弟・アンドルー元王子も同様の容疑で逮捕されたばかりであり、エプスタイン問題が英国の王室と政界の双方を直撃する異例の展開が「マンデルソン」の検索急上昇を引き起こしている。
マンデルソン氏逮捕の経緯と容疑の詳細
警察は「72歳の男を公職における不正行為の疑いで逮捕した。事情聴取のため連行した」と発表した。
マンデルソン氏はロンドンの自宅で逮捕されており、容疑の核心は閣僚を務めていた2009〜10年の期間に、エプスタイン氏に対して機密情報を渡したとされる行為にある。
エプスタイン氏は少女買春などの性的虐待の罪で起訴された後、勾留中に自殺した米国の富豪であり、世界各国の政治家や著名人との交友関係が問題視されてきた人物だ。
マンデルソン氏は英労働党の重鎮として知られ、スターマー首相によって駐米大使に任命された経緯がある。
アンドルー元王子の逮捕が先行した一連の捜査
2月19日、英王位継承順位8位のアンドルー・マウントバッテン・ウィンザー容疑者(66)が、貿易特使時代の不正行為容疑で逮捕された。
こちらもエプスタイン氏に機密情報を漏洩した疑いが持たれており、逮捕後に釈放されたものの捜査は継続中だ。
この逮捕に先立ち、王室廃止を訴える団体「リパブリック(共和国)英国」のグラハム・スミス代表が、アンドルー容疑者の疑惑についてテムズバレー警察に報告書を提出していた。
報道陣に問い詰められた警察は捜査開始を認め、王室も捜査を支持するという異例の声明を出した。
スミス氏は2月20日に外国特派員協会(FPA)で緊急会見を開き、これまでの経緯を語った。
「逮捕の知らせを聞いた時は非常に驚いた。まさかそんなことが起こるとは思っていなかった」
スミス氏はまた、過去に王族の疑惑を繰り返し警察に通報してきたにもかかわらず、捜査機関が消極的だった実態を明かしている。
「警察は『検討したが、首を突っ込みたくない』と言うだけだった。彼らは捜査したのではなく、見ただけだ」
スターマー政権への政治的波及
マンデルソン氏の逮捕は、英国政界にも大きな波紋を広げている。
同氏の駐米大使への任命をめぐっては、与党・労働党内からもスターマー首相の任命責任を問う声が上がっていた。
今回の逮捕を受けて、政権運営への影響が一層懸念される事態となっている。
マンデルソン氏はブレア政権時代から労働党の中枢を担ってきた人物であり、その逮捕は単なる個人のスキャンダルにとどまらず、現政権の人事判断そのものへの批判に直結している。
王室と政界を同時に揺るがすエプスタイン問題
今回の一連の事態で注目すべきは、エプスタイン問題が英国の王室と政界の両方に同時に波及しているという点だ。
時系列を整理すると以下のようになる。
- 2月19日:アンドルー元王子がエプスタイン氏への機密漏洩疑いで逮捕・釈放(捜査継続中)
- 2月20日:「リパブリック英国」のスミス代表が外国特派員協会で緊急会見
- 2月23日:マンデルソン前駐米大使が同様の容疑でロンドン自宅にて逮捕
スミス氏は会見で、寄付と引き換えに名誉(勲章)を”販売”した疑いでチャールズ国王を通報したこともあると明かし、「警察は明確な証拠があるにもかかわらず事件を打ち切った」と批判している。
王室メンバーと政界の重鎮が相次いで逮捕されるという前例のない事態は、英国社会に深い衝撃を与えている。
君主制廃止論の再燃も含め、エプスタイン問題をめぐる捜査の行方が英国の政治・社会に与える影響は、今後さらに拡大する可能性がある。
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