- キーワード:きつねゆっくり マクドナルド
- トレンド発生時刻:2026年03月26日 22:20
- キーワードボリューム:10,000 中📈
2026年3月26日、日本マクドナルドがSNS動画における「きつねゆっくり」素材の無断使用問題について公式に謝罪を発表しました。
同日、素材の制作者であるきつね(仮)さんもXで「既に解決済み」と報告したことで、一連の騒動が完結。
「きつねゆっくり マクドナルド」がSNS上で大きな話題となりトレンド入りしています。
本記事では、問題の発端から解決に至るまでの経緯を時系列で整理し、背景にある権利問題についても解説します。
発端は2025年2月公開の異色コラボ動画
問題の始まりは、日本マクドナルドが2025年2月18日にXなどで公開したSNS動画「霊夢と魔理沙とモチモチの木」です。
この動画は、商品「クリームブリュレホットドーナツ」のプロモーションとして制作されたもので、以下のような異色の組み合わせが注目を集めました。
- 東方Projectの人気キャラクター「博麗霊夢」と「霧雨魔理沙」
- 切り絵による児童文学作品として有名な「モチモチの木」
- “ゆっくり実況風”の演出で一頭身キャラクターが登場する構成
大型コラボをうたった動画は話題を呼びましたが、同時にキャラクターデザインに関する疑惑が浮上することになります。
「きつねゆっくり」素材との酷似が指摘される
動画公開後、登場する霊夢と魔理沙のデザインが、きつね(仮)さんが制作・配布する「きつねゆっくり」素材に酷似しているという指摘がインターネット上で拡散しました。
素材の作者であるきつね(仮)さん自身も、当初SNS上で「一瞬びっくりした」「僕は無関係なんだぜ。」とポストし、事前に関与していなかったことが明らかになりました。
さらに、きつね(仮)さんが「本件について事前に把握していなかった」とする趣旨の投稿を行ったことで、議論はさらに広がりました(この投稿は現在削除済み)。
商用利用には個別許諾が必要な素材だった
きつねゆっくり素材は、ニコニコ文化を中心に広く使われてきた「ゆっくり実況」の定番素材のひとつです。
その利用規約では、非商用利用を原則とし、商用利用の場合は個別の連絡・許諾が必要とされています。
大手ファストフードチェーンによる商業プロモーション動画への使用は、明らかに商用利用に該当するため、事前の許諾なく使用された疑惑は権利問題として深刻に受け止められました。
なお、日本の著作権法では、たとえ二次創作であっても「二次創作者によるオリジナル要素」が認められれば、その部分については二次創作者の著作権が発生するとされています。
マクドナルドが公式謝罪「プロセスが不十分」
問題の動画は3月中旬までに削除され、日本マクドナルドは調査を実施しました。
その結果、2026年3月26日に公式声明を発表し、以下の点を認めました。
- 映像内に制作素材が一部残っていたこと
- 制作過程において適切なプロセスが十分に取られていなかった点があったこと
日本マクドナルドは、これらの調査結果とともにきつね(仮)さんへ謝罪の連絡を行いました。
きつね(仮)さんが「解決済み」と報告
同日、きつね(仮)さんもXで声明を発表しました。
映像内に私の制作素材が一部残っている事や表現内容に関する点も含め、『制作過程において適切なプロセスが十分に取られていなかった点があった』との調査報告と謝罪のご連絡を頂きました。
その上で、以下のように問題の解決を報告しています。
日本マクドナルド様とやり取りをさせて頂き、提示されたご対応が適切なものであった事から既に解決済みとなります。
マクドナルド側の謝罪と対応をきつね(仮)さんが受け入れる形で、約1年以上にわたった一連の問題は決着を迎えました。
この経緯がSNS上で広く拡散され、「きつねゆっくり マクドナルド」としてトレンド入りしています。
今回の件は、企業が二次創作素材やネット文化のコンテンツを商業利用する際に、権利確認と適切な許諾プロセスがいかに重要であるかを改めて示す事例となりました。
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