- トレンド発生時刻:2026年01月26日 15:30
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2026年1月26日、産業用ロボットやFA(ファクトリーオートメーション)機器の世界的メーカーであるファナック<6954>が、2026年3月期第3四半期決算を発表し、Google Trendsで急上昇しています。
同社が通期の連結経常利益予想を2143億円から2148億円に上方修正したことが、市場の注目を集めました。
第3四半期累計(4-12月)の業績が好調だったことに加え、特に中国市場での大幅な売上増加が評価されています。
第3四半期累計で増収増益を達成
ファナックの2025年4-12月期の連結決算は、売上高が前年同期比6.5%増の6233億円、経常利益が14.2%増の1593億円、純利益が13.7%増の1168億円と、増収増益を達成しました。
特に注目されるのは、10-12月期の営業利益率が前年同期の17.7%から19.3%に改善した点です。
この利益率の向上は、コスト管理の徹底と高付加価値製品の販売拡大が功を奏した結果とみられています。
通期の増益率も従来予想の8.9%増から9.2%増に拡大する見通しが示され、増益基調の継続が確認されました。
中国市場での急成長が牽引
今回の決算で最も注目されたのは、中国市場での業績拡大です。
10-12月期の中国市場における売上高は、前年同期比22.7%増と大幅な伸びを記録しました。
主力のFA部門が中国で堅調に推移したほか、ロボット事業も米州・中国で好調を維持しています。
受注高も前年同期比16.4%増と堅調に推移しており、中国における製造業の設備投資意欲の高まりが背景にあると分析されています。
中国経済の回復期待と、同国の製造業向け自動化設備需要の強さが、ファナックの業績を押し上げる要因となっています。
通期業績予想を上方修正
好調な第3四半期の実績を受けて、ファナックは2026年3月期通期の業績予想を修正しました。
連結経常利益予想は従来の2143億円から2148億円に引き上げられ、純利益予想も1580億円に上方修正されました。
ただし、市場予想を下回る水準となったことで、一部では慎重な見方も出ています。
1-3月期の想定為替レートは1ドル145円、1ユーロ170円に設定されており、為替変動が今後の業績に与える影響も注視されています。
製造業の自動化需要が追い風
ファナックの業績好調の背景には、世界的な製造業の自動化需要の高まりがあります。
人手不足や生産性向上のニーズから、FA機器や産業用ロボットへの投資が各国で拡大しています。
特に中国では、製造業の高度化と労働コスト上昇への対応として、自動化設備の導入が加速しています。
ファナックは、こうした市場環境の変化を捉え、高精度なFA機器とロボット技術で競争優位性を発揮しています。
今後も製造業のデジタル化・自動化トレンドが継続すれば、同社の成長余地はさらに広がると期待されています。
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