- キーワード:ソウル
- トレンド発生時刻:2026年03月22日 13:30
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「ソウル」が検索トレンドで急上昇している背景には、2026年3月21日に韓国・ソウルの光化門広場で開催されたBTSのカムバックライブがある。
約3年5ヶ月ぶりとなる完全体での復帰公演「BTS THE COMEBACK LIVE : ARIRANG」は、Netflixを通じて全世界にリアルタイム配信され、会場およびその周辺には約10万4000人が駆けつけた。
韓国で最も象徴的な場所の一つである光化門から発信されたこのステージが、「ソウル」というキーワードを世界規模で押し上げることとなった。
3年5ヶ月の沈黙を破った光化門の夜
BTSは2022年10月15日に釜山で行われた「Yet to Come in BUSAN」を最後にグループとしての活動を休止し、メンバーが順次兵役に就いていた。
全メンバーの兵役終了を経て、5枚目のスタジオアルバム『ARIRANG』のリリースを記念する形で今回のカムバックライブが実現した。
ライブはRMの「안녕 Seoul, We are BACK!」という掛け声でスタート。
アルバム名の由来となった韓国の代表的な民謡「アリラン」の旋律をサンプリングした「Body to Body」を皮切りに、タイトル曲「SWIM」、「Hooligan」、「MIC Drop」、「Dynamite」、アンコールの「Mikrokosmos」など全12曲が披露された。
光化門×ARIRANGが生んだ唯一無二の演出
公演の舞台に光化門広場が選ばれたことは、アルバムのコンセプトと深く結びついている。
SUGAは公演中、「光化門でパフォーマンスすることができて、本当に光栄です。このアルバムでは僕たちのアイデンティティを示したいと思っていたので、”アリラン”をテーマにしました」とコメントしている。
ステージは「オープン型キューブ」構造で設計され、光化門を背景にBTSのパフォーマンスが一つの画面に収まるよう工夫された。
RMは事前の一問一答で「光化門という象徴的な空間を最大限に活かすため、視界が開けた『オープン型キューブ』構造でセットを作り上げました」と明かしている。
総演出を務めたのは、2012年ロンドンオリンピックの開会・閉会式やスーパーボウルのハーフタイムショー、マドンナやビヨンセのコンサートを手がけたハミッシュ・ハミルトン。
プロデューサーにはエミー賞の演出・制作に携わるガイ・カリントンが参加するなど、世界トップクラスの制作体制が敷かれた。
メンバーが語った葛藤と「keep swimming」の決意
公演中のトークでは、メンバーたちが活動休止中の率直な心境を語る場面が印象的だった。
「実は今回のアルバムを準備しながら、少しは忘れられてしまうのではないか、皆さんが覚えていてくださっているか、という心配も正直ありました」(j-hope)
「僕たちがしばらく立ち止まらなければならなかった時間、僕たちが最後まで守るべきものは何か、また変化すべきものは何か、について、本当にたくさん悩みました」(SUGA)
それでもメンバーたちは新たな章への強い決意を示した。
「BTS 2.0は始まったばかりです」(j-hope)
「No matter what happens, we promise to keep swimming together. This is just the beginning. We love you, ARMY!」(RM)
ライブの締めくくりには、ペンライトやスマホの光がソウルの街を包み込み、BTSの復活を祝う光景が世界中のファンに共有された。
公演後のARMYの行動が「成熟したファンダム」として話題に
公演そのものだけでなく、終演後のファンの行動も大きな注目を集めた。
公演直後、数百人のARMYが現場に残り、自発的にゴミを収集する姿が確認された。
ARMYによるこうした環境浄化活動はこれまでの大型公演でも見られてきたが、今回はソウルの中心・光化門という象徴的な空間での出来事ということもあり、「成熟したファンダム文化」の代表例として改めて評価されている。
ファンの影響力が単純な応援を超え、社会的メッセージへと拡張されていることを示す出来事として、公演の話題性をさらに高める結果となった。
世界が見つめたソウル発の歴史的ステージ
今回の公演は、BTSの音楽的復帰にとどまらず、韓国の伝統的な象徴空間からグローバルに発信するという文化的な意味合いも持っていた。
アルバム名「ARIRANG」に韓国のアイデンティティを込め、光化門広場をステージに選び、Netflixで全世界に届けるという構成は、BTSのルーツとグローバルな影響力を同時に示すものだった。
BTSは今後ワールドツアーも控えており、「BTS 2.0」の新章はまだ始まったばかりだ。
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